誰からも知られていなかった教育支援コーディネーター

きてきて先生プロジェクトとは一芸に秀でた社会人講師が学校で授業をする活動。
2000年にNPOとして有志が集まり、2015年に一般社団法人化しました。
今までに、小中高大1000組の出会いを作りました。
今でこそたくさんの教育支援プロジェクトがありますが、2000年にはそんな団体はほぼゼロ。
自分自身が何者かもわからない状態でした。
その草創期からをつづります。
前回の投稿はこちら
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前回、誰からも知られていなかった、自分自身、学校に一芸に秀でた人を連れていく
「きてきて先生プロジェクト」の活動とは何かがわかっていなかった当時の思い出。
前々回の投稿にあった、「コーディネーター募集に応募した方たちで集まった懇親会」についてもう少し書きます。
投稿にもあるようにすごいコンテンツを持っている方たちも
大変多かった印象があります。ただ、コーディネーターとは、
その方々と学校をつなぐ仕事で、それを行っているのが、
「きてきて先生プロジェクト」の活動だったのです。
そして、すごい方も多かったのですが、
なかには、延々と個人の自慢話のようなお話や、自身の教育論、
いわゆる「今の学校はダメだ」とか「先生がこうだからこうなんだ」とかいう方も
いらっしゃって、なかなかカオスな場ではありました。
実際に学校はこういう方たちも相手にするわけで
(おもに教頭、副校長という立場の先生が対応します。)
次から次からそういう方が来てしまうと、一律お断り。ということも
ありえてしまうわけです。
そういった意味でも橋渡しとしてのコーディネーターの存在というのは
非常に大事なことだと思っています。