10月23日(火)

長らく続いた練習日記も今日が最後。
本当に本当に最後なんだ。

暑くて暑くて死にそうだった体育館も、いまやストーブをたいている。
土日の練習だと、5時半ぐらいから暗くなってくる。
春の終わりから夏、秋、そして、もう今は冬の始まり。
ほぼ3シーズンをすごしてしまった。
そして、この6ヶ月間、誰よりも濃い付き合いをした仲間たちともうすぐ本番を迎える。

力也さんもいらして、2幕だけ全部通 した。
この体育館で最後だよ!と思ったら、なんか思い入れが強すぎて、
本当のお芝居ができなかったような気がする。
そして、最後の歌が終わって、袖にはけたら、
我慢していた涙が止まらなくなり、カーテンコールは泣きっぱなし。
客席に礼をしているのではなく、先生や、劇団の人、財団の人に礼をした気分だった。
本当に、この年になってこんなすばらしい体験をさせてくださったみなさんに感謝感謝だ。
と思って、はけてからも大泣きしていたら、江夏先生から、
「まだ泣くのは早いよ。」と声をかけられた。
本当だよ。
まだ、一番大事な本番があるんだから。

江夏先生、明羽さん、林先生から個人的にだめだしがあって、
そのあと、みんなで集まってだめだし。
雁坂先生が、
「今日で稽古は最後です。みなさん、本当によくやりました。
そして、こんな私の言うことをいろいろ聞いてくれてありがとう。
本番はすべて忘れて思いっきりやってください。」と話をすると、また、涙涙。
そして、次の江夏先生、林先生がそれぞれ、言葉に詰まりながらも、
両先生らしいお話をしてくださったら、もうみんなも涙涙だった。

そして、メルパルクホールに運ぶためにセットを解体して、トラックにつみ、
そうじをし、あとかたづけをすると、
体育館はまた、がらんとしたもとの姿にもどった・・・。


 
10月21日(日)

13時からメークの講習会。そうだよね。こういうこともしなきゃ。
だって、舞台メークなんしたことないんだもん。
メーク講習会は男性、風俗嬢、大人、子供と役別に行われた。
私はもちろん子供チーム。
それによると、子供はあんまり色の白いドーランをぬると、病気っぽくなるのだ。
そして、鼻もあまりたてない。
目と目が近かったり、鼻筋がスーっと通ってると大人っぽく見えてしまうらしい。

え?

ってことは私そのままでいいんじゃない。

教えてくれている明羽さんに「それで選ばれたんだよ」っていわれた。
へ――。目が離れてて良かったなんて思うことあんまりないもんね。うれしかった。

メーク講習が終わったら立てこみ。
トラックがやってきて次から次へと運ばれてきて、一気に舞台ができあがる。
そう。こういうこともやるんだよな。
その間、音楽室で、「根をはやせ」の練習。
そして、大沢先生の練習など、短い時間でどんどんスケジュールをこなしていく。
8時間の練習とはいえ、全部をゆっくりやっている時間はないのだ。
そう、一回一回が大事な本番。といってもいいぐらい。

そして、短い食事休憩をはさんで、あっという間に通 し稽古。
時間がない。
これで、通し稽古もほとんど仕上げか。
昨日注意された、「鬼婆どもをやっつけろ、でもどうやって」を、
リズムが違わないように気をつけて歌った。
みんな少しづつ工夫してやってきてるなって感じだ。まだまだ成長できる。

終わってから、雁坂先生がおっしゃった。
変わることの出来ない人は(つまり不変の人)は死んだ人だけだ。人間は必ず変わることができる。
いつでも変われるように、どんな風にも染まれるように気持ちをニュートラルにしておきなさい。
というアドバイスを下さった。
本当にそうだ。
そして、雁坂先生は、私の父ぐらいの人なのにまだ、
学ぼう、変わろう、なにかを吸収しようとしているのが明確にわかる。
(恐れ多くも、私たちからでさえ何かをつかもうとしていらっしゃる。これがすごい。)

がんばった「鬼婆どもをやっつけろ」だけど、やっぱり、だめだしが出た。
そして、江夏先生から、こんな風にしたら?というアドバイスをいただいた。
ずいぶん前に泉先生に簡単な振りをつけていただいていたが、
それは、泉先生がやるととっても決まるんだけど、私がやるとやっぱり違う風に見えるんだろう。
江夏先生は、人からもわかりやすく、私にとっても簡単な動きをつけてくださった。さすが。


 
10月20日(土)

二幕の4人のシーンをまず返す。非常に細かい指示が入った。
今までほとんど指示をいれていなかった、大助につぎつぎと指示をする。
(そう、今までは3人を作るので精一杯だったのだ。ごめん。大助)
すごいことに、この短い時間で大助君はどんどんうまくなっていった。すごいよ。
そして、その大助くんを雁坂先生はちゃんとほめた。さすがだ。

その後はもちろん通し。 衣装の先生が、庄平ちゃんの衣装を作ってきてくださった。
なんとフードつきのトレーナーの袖とフードを切って半そでのだぼっとしたティーシャツになっている。
すごい。共布でぽっけもついている。すごく庄平らしい服だ。
あーびっくり。すごいなあ。先生って。

終わったらだめだし。歌がどんどん早くなっていってしまう。
そして、「鬼婆どもをやっつけろ、でもどうやって?」は、
歌いだしから、拍の頭はあっているのだが、その他は走っているといわれた。
終わってから、いろんな人がいろんな先生や同じシーンの人たちと確認をしている。
どんどんみんなが真剣になっていっている。

そう、あとちょっとだもんね。


 
10月18日(木)

衣装も今日が最終決定の日。
みんなで出る部分は、きちんと本番のように並んで衣装をあわせる。
自分の着る子供っぽいズボンがなくてすごくさがしまわった。
靴下もないので、ユニクロで初めて買い物をした。(意外と使える、ユニクロ。)

私もすごくたくさんのティーシャツやなどを、衣装用に持っていったが結局ほとんど却下になった。
庄平くんのイメージは黒と白なんだそうだ。
(へえええ、なんかびっくり。ちなみに明くんは赤と青で、東大くんは黄色とかなんだって。)
今回初めて知ったが、結構衣装選びって難しい。
いろいろ模様が入ってるとうるさく感じてしまったり、
並んでダンスをするときは隣の人と同じ色だと、なんか変だし。
実は舞台っていろいろ考えてできているのね。
そして、そのほんの一部ではなく、かなりの部分を俳優さんが見ているから、
俳優さんが育っていくのね。

結局、東大、明の衣装は決まったが、
私はエミちゃんのティーシャツを着るということで決まったものの、二幕はまだ。
うーーん。どうなるんだ。


 
10月16日(火)

いつものように仕事が終わってから稽古場に行くと、
なんか雰囲気がいつもよりぴーんとしている。
あまり気にせずに更衣室に行ってはじめて「山岡会長役」の
「力也」さんがいらしているということがわかった。(遅いっちゅうねん。)
ということは風俗嬢の部分だな。
いつもより、緊張した表情ながら、きびきびと、江夏先生や、林先生が、
振りや歌の稽古をしている。
私は最初、力也さんは芸能人だから、適当に稽古して帰ると思っていた。
ところが、ものすごく一生懸命なのだ。
聞いているただの素人たちの前でわからないところはくりかえし、
できないところもかっこつけることなく何度も何度も返す。
わが身を振り返って、すごく反省した。
なんの芸もないくせに、多少の疑問点は飛ばしていった今まで。
目の前で、超ベテランがひとつひとつ目の前の疑問や課題に正直にぶつかっている。
私は何をやっているんだろう。と思った。
そして、何十年も芸能界の第一線でやっていくってことはこういうことなんだな。とつくづく思った。
二幕の、子供たちが、山岡会長に脅迫電話をかけるところもやったが、
東大君は力也さん相手にしっかりと名演技をした。さすが!!!
練習が終わって、私たちが帰るときも力也さんは風俗嬢役の人たちを相手に練習を続けていた・・・。


 
10月14日(日)

仕事を終え5時に稽古場の体育館につくと、ちょうど通 しのはじまるほんの少し前だった。
よんりちゃんが「あーーーかつきちゃんきたあああ」とうれしそうにかけよってきてくれて
私も嬉しくなってしまった。
あわてて着替えていたら、いくちゃんがその前に注意されていたことを教えにきてくれた。
みんな自分のことでいっぱいいっぱいなはずなのにちゃんと人に伝えてくれるなんてえらい。
と尊敬してしまった。

たいして、準備もできないうちに、1幕1場が始まる。
きのう、ど頭の部分で東大と遊んでいると2度とも誰かにぶつかっていたので、
ちょっと気をつけてみる。
「鬼婆どもをやっつけろ」は昨日の反省をふまえて、
気持ちが盛り上がるように歌おうと思ったのにあまりうまくいかなかった。
霊安室のシーンのあと、東大くんがソロを歌っていたら急に先生が舞台をとめた。
転換がうまくいってなかったのだ。
「通しは本番と同じようにやれ!」と怒号が飛ぶ。
もう一度転換前からやり直す。
次のシーンのために着替えていた看護婦さん役の人たちが、
すでに子供のカッコウになって戻ってきた。
なんか本とに本番近いんだなって改めて思った。
そして、15分休憩で2幕。

林先生に新しく低いキーで作りなおしてもらった歌。
歌っている途中で、林先生が「だめだ」というようにつっぷしているのが見えた。
ショック。
そして、昨日からの懸案事項である、サットの作戦第2段を説明するセリフ。
今日、行く前に家で何度も何度も練習したのにだめだった。
いったいどうして?
だめというのは気持ちが作れないとかいう以前でセリフが出てこないのだ。
これはいったいなぜなんだろう?
最後、私が行く前にやった練習でカーテンコールまでできあがっていて、そこまでやった。
本当に後ちょっとなんだなという感じがした。
10分休憩後だめだしが各先生から出る。
いっぱい怒られると思ったんだけど、雁坂先生は何もいわなかった。
先生はほんとうに我慢強いと思う。私ならヒステリックになっているはずなんだけど。さすがだ。
相変わらず東大母はとっても高度なだめだしだった。

終わってから四人で雁坂先生に聞いてみたが
「いいたいことは山ほどあるが、とにかくみんなよくやっとる。」といわれた。
そして、江夏先生もたくさんたくさん言いたいことがきりのないほどあるらしかったがその中から、
「庄平の動きが女っぽい」
「ふりのないところほど気持ちをつくりなさい。ふりは意味のなくついているものでも、
かっこよくするためにあるのでもなく、気持ちをあらわすためにあるんだ」ということを教わった。


 
10月13日(土)恐怖の8時間稽古二連ちゃんの一日目。

歌稽古からだけど、まだ、そろっていない人もいるので、林先生はぴりぴりしている。

まずは、東大君の一人の歌から稽古することになり、その他の人は音楽室で発声。
りかちゃんが発声のピアノをひいてくれた。その後、みんなで一曲目から練習。
声出しが目的ということもあるし、先生方がいらっしゃらないので、
ちょっと「裏偽原始人」ぽくなった。
容子先生はなんと庄平ママ。みんな好き勝手なことを言って盛り上がった。

その一曲で、明君、大助君、私が呼ばれ、体育館へ。
うってかわって体育館は、濃い練習がくりひろげられていた。
最初の「先生が戻ってきた」からはじまり、「鬼婆婆どもをやっつけろ」へと続く。
気持ちの持ち方を先生にたたきこまれる。
どんどん気持ちが入っていくと、今度は自分の気持ちだけで、
オケのテンポを無視してしまって、ばらばらになる。
このあたりが本当に難しい。


「ようきょうの歌」は始めて先生に『いいじゃない』といわれた。
しかし林先生のレッスンは本当にすばらしい。
気持ちの持って行き方がすごくよくわかる。

その後全員の歌の部分の練習。音楽室で、雁坂先生と、2−5場。
大助君登場のところの場面。をこなしてから、30分の休憩。

そして、1幕、2幕の荒通し。そして、だめだしへと続く。
だめだしも先生たちは「これは絶対いわなきゃ、芝居じだいがおかしくなる」ということを厳選し、
その中から1割を取りだして言っているという感じだった。
それだけに余計やらなければ、と思ってしまう。

終わってから、林先生に、「練習帖はやぶいちゃえ」の部分の音を変えていただいた。
いままで鬼門だったところで、どうしても子供の地声がだせないばかりか、
急に弱い歌になってしまう。
その部分を私たちがだせるキーに変えてもらった。
逆に言えばこれで「キーがちがうからあ」っていういいわけが聞かなくなったんだ。ひえええ。


 
10月11日(木)二幕目の通し稽古

通していくと『良くここまで出来るようになったなあ』という気持ちと、
「でもまだまだだな」という気持ちが交錯する。
いまだに気持ちの作れていない部分や、
なぜこんなこと言ってるんだろうっていう自分の中で消化できていないセリフ。
そして、単純に練習不足のセリフ。
一つ一つが明確になっていく。

大詰めに近い容子先生の一人舞台のところは見ていて本当に泣いてしまった。
絶対どの容子先生よりうまいって思った。
その前のお母さんたちの演歌のシーンもすばらしい。
このお母さんのシーン、容子先生のシーンと続いてふたつのではけから見ると、
何かいろんな芸を持った人が次々出てきているショウのような感じがして、鳥肌がたつ。

今日は劇団の人もたくさん見に来ていて、それぞれに感想を言ってくださった。
特に、「みなさんは、誰に頼まれたわけでもなく、『やりたい』と思ってきてるんでしょ。
それを忘れないように。そして、その気持ちをもっと舞台でだしてください。」と言われた。
確かにそうだ。私は私のために、私がやりたいからやってるんだ。
劇団の人たちにしてみたら、こんなうらやましい環境で演じられることはない。

そのあと、劇団で大助くんの役をやった人にいろいろ聞いた。
いつのまにか、庄平君が一人称になっている自分がいた。
つまり「いつ大助君は僕たちの仲間だって思ったんですか?」って感じ?
本当なら、「大助っていう子はいつ庄平たちと仲間になったっていう設定なんですか?」って聞くはずなのに。
でも、二幕目は反省点多々あり。
いまだに気持ちの作れない部分が結構ある。


 
10月9日(火)1幕とおし稽古

稽古場の体育館についたときはもうすでに通 しがはじまっていて、
しかも私のソロの部分がもう始まっている。
こういうとき入っていくのっていやなのよねえ。
・・・・・とも言ってられないので、あわてて加わったが、
結局「霊案室」のシーンのみの参加。(1幕はこのシーンの後は私の出番がない)。
その後10分休憩して、だめだし。ひとりひとり厳しくだめだしをされていた。
特に東大母は非常に高度なだめだしが多かった。
やっぱり先生も、個々のレベルをみてだめ出しをするのね。
なんかいたたまれない気分になった。
そのあと、一幕の途中から返していった。
終わった後、みんなの前で先生がつかつかつかと私の方によってきた。
やばい。注意されると思ったら、先生は私に
「なかなかよく勉強した」といってくださった。
雁坂先生に誉められたのはこれが初めて。倒れそうになった。
でもうれしかったのはこのことではなく、その後みんなが、
「よかったね。私ももらい泣きしちゃった。」って声かけてくれたこと。
すごくいい仲間がいる私は本当に幸せだと思った。
先生は、別に私をほめたかったんじゃない。
だって、それなら、私を呼んで誉めるでしょ?
あまりにも私ができないからっていうのもあり、
みんなの気持ちをこのへんでまとめておいたほうがいいと思ったのもあり。
何しろ、先生は名優であり、心理学、演劇学も知り尽くしているから。
でも、この仲間たちのためにももっともっとがんばろうと思った。


 
10月6日(土)小返し二幕

 
10月4日(木)小返し

区民祭りの練習


 
10月2日(火)小返し

区民祭りの練習


 
9月29日(土)小返し

昼間明君役の映里ちゃんから電話があって、今日は練習に出られないということ。
てことは今日は3人組じゃなくて、東大と私だけの2人組か。
ムードメーカーの映里ちゃんがいないってのはちょっとつらい。
ただ、のりのりの明君が東大くんとがんがんかけあっている同じシーンに、
このさぶい気持ちの庄平がいるってのも相当いただけないので、もしかするとよかったかもしれない。
今日の昼に一緒にいた人に
「私も何度も公演をやっているけど、ちゃんとやってないと、
当日に一番楽しくない思いをするのは、あなたなの。やるからにはがんばりなさい」といわれた。
今日は二幕の頭から、大助君登場のところまで、通してやった。
一番最初の「練習帳は破いちゃえ!」の歌のところで、元気良くダンスをしていたら、
腰がぐきっとなってひどい顔になってしまった。
ということも気になり、その後のダンスがすべて「庄平君のダンス」から
「30過ぎのおばちゃんのダンス」になってしまった。
あーーああ。雁坂先生は何も言わない。
多分香月が庄平君になっていないので、「何を言っても無駄だ」とあきらめているのだろう。
それがわかるから、なおさらつらい。
私と庄平くんは今、ものすごい遠く離れたところに立っている。
君はいったい何者なんだ!!!!
練習は、大助くん登場のところから、他の人たちは音楽室でダンス固め。
ついでに最後の容子先生の歌のところまで返していった。
一番ラストにもう一度、大助登場のところをやり直したけど、雁坂先生は何も言わなかった。
終わったあと、雁坂先生は東大、大助、私を呼んで一人一人にとても優しく気持ちの持ち方のアドバイスをしてくれた。
そして、
「僕が君たちぐらいのときに、演劇に対してどのように思っていたかどんな勉強をしていたか、機会があったら話したい」
ともおっしゃった。
私たちはもっとできるはずなんだ。
なぜかわからないが、なんか、少しだけ、霧のむこうに出口が見えかけたような気がした。


 
9月27日(木)小返し

今日はとっても楽!だって、私の出番ないんだもん。
最近煮詰まっている私。二日間台本も開けなかった。
どうしたんだろう。絶対、間違いなく本番の10月25日に後悔するのはわかっている。
なんであの時やらなかったんだろうって。
でも、気持ちが向かない。休んでしまおうかとも思った。
他にやることもすごくたまっていて、自分の出番のない稽古にわざわざ行くのも面倒だ。
と甘い誘惑が何度か頭の中をかすめたが、
またスタジオのいくちゃんが「がんばって練習に行くんだよ」と励ましてくれたのと、
「ここで行かないと本当にいつまでたっても気持ちがむいていかない」と心を鬼にして稽古場に向かう。
1幕の終わりの部分。3人ぐみの東大くんはここだって出ずっぱりだ。
そう、私にくらべたらよっぽど大変なのだ。
そう思って自分をはげまそうとするのだけれど、
「ああ、東大じゃなくてよかった」なんていう見当違いの安堵感しかわいてこない。
これって本当に重症だよね。
こういうときはじっとこのスランプを通りすごすしかないのかもしれない。
とにかく理屈で考えていてもだめなんだから、通常と同じように生活して練習を繰り返す。
多分これしかないと思う。
今日は上演時間の関係でカットされたセリフがたくさんあった、一番大すきな「SATの歌」もなくなった。
稽古は一幕の終わりまで続いた。


 
9月25日(火)小返し(とは少しづつ返して行きながら練習することです)

まずいことになってしまった。公演1ヶ月前になってしまった。
というのに、8月終わりまでは、ものすごく新鮮だった私の気持ちが突然煮詰まりだした。
あのときは、
「このまま新鮮なままだとやばいなあ。早く煮詰まって煮詰まって熟成してからじゃないと表には出せない」
と思っていたのに、いざ、煮詰まるとこれがかなりつらい。
私の中で庄平がとても遠い男の子になっている。偽原始人の中のことが遠い話しに思えてしまう。
段取りセリフから、意味のあるセリフと動きにというステップをひとつあがったとき、
私はその上に上るすべがわからなくなってしまったと同時に庄平くんのこともわからなくなってしまったのだ。
庄平君、あなたはどんな人なの?お父さんとお母さんはどういう人なの?
もう一度原作を読み返している。なんかますますわからなくなる。
練習に来るのもつらくなってスペイン坂スタジオで「行くのいやだいやだ」とだだをこねていたら、
スタジオスタッフのいくちゃんとみちくんが「ようこさん、がんばれっがんばれっ。」と応援してくれた。
超うれしかった。
でも「原始人の役、大変っすよね」っていうのだけはやめてくれ。
原始人役の人なんて出てこないんだから。 一幕の途中まで細かくやって終わった。


 
9月23日(日)転換稽古、たてこみ、ダンスの自主練

このミュージカルに参加して、
始めて転換なども出演者が力をあわせてやっているということを知った。
たったひとつの空間を、シーンシーンによっていろんな場所に変えてしまう。
もちろんセットだって豪華なものがあるわけではない。
パネルを動かす程度のもので、それらしく見えてしまうようになるのは、すべて、役者の力なのだ。
(そう考えるとコントってすごいよね。「とぶすくり」←90年代にオンエアされていた人気番組。
ブレイク寸前の、ナイナイ、よゐこ、極楽などがでていた。→なんて、ほとんどセットなかったもんな。)※編集者注:○山も好きでした
特に今回のミュージカルは、
転換も黄色いぼうしをかぶった小学生が元気に出てきたりと演技のうちになっている。
で、庄平君も一回だけ、転換の役目がまわってきた。パネルをはけるだけの役なんだけど、結構うれしい。
今まで、何回もイベントなんかの転換をみてきたけど、自分でやったことなんて一度もなかったもんね。
転換稽古の途中ちょっとだけ、今まであんまりやってないところは、シーンを通してやった。
意外と忘れてるんだな。このあたりのセリフ。
でも明羽さんの昨日のレッスン相当効いてる。のりのりだった。
そして、セットのたてこみ。床に。。。というじゅうたんのようなものをひくところからはじめる。
そして、階段をたてたり、小道具で使うえんぴつ(かなり大きいの)の補強をやったり、
やることはたくさんあった。
多分これに参加していなかったら、一生やらなかっただろうな。
イベントや番組などは、技術と出演者って相互不可侵のうなところがあって、
お互い、こうして欲しいという意見は言うけど、自分がそれに手出しをしたりはしない。
少なくとも私はそういう現場はなかった。
こうやって、演劇の人たちは力をつけていくのだろう。
セットだって実際に自分でつくれば、詳しい位置関係やまた違った使い方を思いつく。
それがさらにすばらしい表現となっていくのだろう。
もとはといえば、セットなんてただの、階段や板。これが家になったり、土手になったりするんだから。
その後、居残りでダンスの練習。二日間、8時間はかなりこたえる。
(半分徹夜つづきだったからな。今週は)
ダンスの先生が一生懸命やってくれているにもかかわらず、私はほとんど集中力が切れていた。
ついでに言えば、その後3人組はうちに集まって合宿をやった。
3人のこと、そして、東大、庄平、明のこと。ミュージカルのこと役のこと。
朝の5時半までしゃべり続けた・・・。


 
9月22日(土)自主練、衣装合わせ、ダンス稽古

1時から3人ぐみの自主練 明羽さん(演出助手)の指導で3人ぐみの部分の練習。
どのようにシーンを作って行くかという手引きのようなものを示してくれた。
そのシーンのまえにある(台本にはない)エピソードや、何を思っているか、
なんでこのシーンがあるか、という明羽さんの問いに3人が答えていく。
明羽さんのやりかたは、みんなの答えを基本的に否定しない。
そして、あいまいだったり、甘かったりすると「もっと深く」とか「もっと短い言葉で」とか注意が入る。
そのようなメソッドで考えて行くうちに少しづつ少しづつ、役に入っていく。
最初にやったのとは動きが全く違ってくる。
明羽ミラクルでも見ているような気分になりあっという間に3時になり、衣装合わせ。
衣装担当の先生がやってきて、それぞれのチェックをする。
体育館にはいつものジャージ姿とは全く違ったかっこうの出演者たちが集まっていた。
いやあ、本当にみんな衣装着るとはまってますねえ。
庄平君のおかあさんなんて、本当に塾長夫人って感じだったし、補導員も怖そうだったし、
パチンコ屋の客はみんあそれっぽかったし。
ところで、庄平君は黒のティーシャツにくろっぽいだぼパン姿なんだそうだ。
しかも胸元にあまりたくさんのポイントがはいっていてはいけないそうだ。
先生が言うには、よく出てくる人は無地でないとうるさく見えるということらしい。
舞台っていろいろ考えているのね。
その後6時30分まで、明羽さんと3人ぐみのレッスン。そして、6時30分からダンスのレッスン。
最初の、オーバチュアの振りを固める。漢字の歌の振りを細かく決めて行く。などの作業が続く。
一番始めに習った漢字のうたとはずいぶん変わった。
しかし8時間の練習はちょっとつらい。というか、集中力がもたない。もっと鍛錬しなくてはと思った。
ふらふらだああ。と思いつつ風俗嬢は居残り練習。
10時過ぎまで江夏先生の特訓だった。


 
9月20日(木)林先生歌のレッスン

7時過ぎに体育館についたときにはもうすでに林先生がピアノをひきながら特訓中。
2列になって少しはなれて向き合った状態で発声をしていた。
そのあと4つぐらいの輪になって小さいボール状にしたタオルを、
隣の人に同時に渡していくゲームのような練習をした。
簡単そうなのだが、実はその輪の人たちのチームワークと集中力を必要とする難しいゲームだ。
なぜ、このようなゲームをするかというと、この隣の人のボールをうけとりながら、
同時に反対の隣の人にボールを渡すことこそが、演劇なのだということ。
それも、適当ではだめで、ちゃんと受け取り、同時にちゃんと渡す。これが大事。
という先生の説明をききながら、私は奇跡のような気分になっていた。
まさに、4日前自主練で私が感じていたそのことを先生が説明しているのだ。
(多分他の人にはよくわかっていることなのだろうが、私にはやっとわかった演劇の初歩の初歩だった。)
その後歌はふりつきでオーバチュア2回、2幕目頭2回、漢字の歌2回、ラストの根を生やせの練習をした。


 
9月16日(日)自主練

仕事の都合で13時から15時前までだけの参加の自主練。おもに看護婦さんたちのシーン。
3人組みが病院でプリント学習の下請け屋の中学生とお金のやりとりをしているところに登場するシーン。
そして、先輩看護婦が、後輩看護婦を霊安室につれて行くシーン。
最初の病院のシーンも詳しくやって行くとそれぞれの看護婦に性格設定がきちんとしてある。
看護婦1は、なんでも注意しないときがすまないおせっかいおばさんタイプ。
いなくなった患者さんを探しているにもかかわらず、その途中で不審な小学生がいると注意する。
看護婦2は、若くて明るくてあんまり看護婦としての使命も考えていない素直なタイプ。
看護婦3は、看護婦1など上のものに忠実で看護婦としての立場もしっかりわきまえているタイプ。
実はこの3人はとても重要だと思った。
ただ、小学生3人ぐみだけの話しだと、はっきりいえば、すじがきを追っているだけ。
その中に、看護婦さんのやりとりのようないわゆる「芸」が入ってこそおもしろい舞台になるのだ。
霊安室のシーンなんて特にそうで、先輩看護婦は最初職務に忠実で霊安室見学を決行したにもかかわらず、
あまりに後輩たちがこわがるから、だんだんボルテージがあがってくる。
そのやりとりがものすごくおもしろい。(と関係ない人は面白いと無責任に言えるが、本人たちはすごく大変なんだろう。)
しかも、もうひとつ、今まで気づいてなかったことに気づいた。
前に吉田さんが「相手の言ったせりふを聞いてから自分のせりふをいいなさい」という言葉の意味がわかった。
せりふとせりふの間を空けろといってるのではもちろんない。
普段の生活では人の話しを聞いてから自分の言葉を言うので自然だが、
せりふは決まっているのでどうも頭の中で「次のセリフは私」と考え、どうしても動きもセリフも段取りになってしまう。
(実は私が暗記の仕事が嫌いな原因のひとつはここにあった。
セリフがきまっているとどうしても段取り仕事になり、わざとらしくなる。←うまく見えない←プロとして失格
ということで、自分がよく見えない仕事をやるほど馬鹿なやつもいないので、断ってきたのだろう。)
セリフを段取りでなく言う方法。これができるようになれば、今後の仕事だってかなり強い。
がんばろう。ということで、今日はかなり勉強になった。


 
9月9日(日)自主練

台風の中、自主練よ。こうなったらやるしかない。
スタッフは中島さん、出演者は、3人組に大沢先生、大助君が来てくれました。
まず、一曲づつ歌をうたいダメ出しをしていく。
私の場合、「鬼婆どもをやっつけろ」のソロの部分のダメ出しが本当にためになった。
この歌は、タイトルの通り、ためらわず、鬼婆どもをやっつけようという決意の歌なのにそれが感じられないそうだ。
言われてみればたしかにだらだら歌っていた。この決意がちゃんとしてないと、
見る人はこの後の話がどんどんぼけていく。困った困った。納得いくまで、何度もやった。
その後、3人のからみ、4人のからみ、大沢先生とのからみなど、
ひとつづつ細かくやっていったのだが、あっという間に終わりの時間になってしまった。
4時から9時なんて案外短いもんだ。
意外とセリフを覚えていないという、恐ろしい事実も発覚した。
でも、問題点が次々と見えただけでもいいかもしれない。
しばらく、自主練日が続く。今度、本練習になるのは、9月20日。
それまでにセリフと動きをしっかり入れるぞ。


 
9月8日(土)ダンス固め

風俗嬢のダンスのところだったので、私はオフにさせていただきました。
でも、ちゃんとジムに行ってるよ。
2000円も払って見に来てくれる人が、だらっとした肉のかたまりは見たくないでしょ?
私だったら怒る。
目標は「締まったでぶ」「キレのあるでぶ」(ま、本当は痩せたいけどその時間はないからね。)
ちゃんと週に3回通ってます。


 
9月4日(火)芝居の稽古

いつものように、7時ごろ体育館についたら、すでに雁坂先生の大きな声。
一幕の終わりを細かく細かく稽古している。
冷や汗が出てきた。
一幕の終わりは私の出演のないところなのだが、もうすぐ始まる二幕からはほとんど出ずっぱりである。
いや、どうしようどうしよう。 と思っていたら、二幕はさーーーーと流してやった。
しかも時間になったらあっさり終わった。
最近思う。 私たち東大、明、庄平の3人組はストーリーテラーなんだって。
イベントで言えば、司会進行役。
つまり数々の「芸をもった」出演者を次々と紹介し、盛り上げ、フォローし、
しかし、あまり目立ちすぎないように。
そして、一番大事な進行をしっかりする。
だから、大事なのは「芸をもった」出演者たち、つまり大沢先生や、東大の母、看護婦、
健治さん、大助、そして、おまわりさんとか、小沢さん、中学生たち、警備員、補導員という
ワンシーンで最高の芸を見せなければならない人たちもものすごく重要な役なのだ。
この人たちの「芸」がキラッと光ってこそ、このミュージカルはうまくいくというものなのだよな。


 
9月1日(土)転換稽古

あああーーーもう9月。
最初はこれぐらいにはもう、ほとんど出来上がってるんだろうなと思っていたのに、
ほとんどできてないうちにこの日を迎えてしまいました。
本番の日にこう言わないように気をつけなきゃ。
今日は、全部のシーンの転換稽古。
演劇っていうのは、ほとんど転換も役者がやるんだそうだ。
(私はそういう係りのひとがいるんだと思っていた。)
聞けば、小道具は基本的に持ってきた人が持って帰るらしい。
今回の転換は、黒子の格好をした人たちが動くのではなく黄色い帽子をかぶった小学生たちが転換するという感じで、
転換も演技のひとつになる。
楽しいシーンの転換は楽しそうに。 怖い音楽のシーンの転換はちょっと怖そうに・・・・。
こうなると転換で出る人も相当重要だ。
だって、一人でも違う演技をしていたら、ものすごく違和感だし、
かといって演技に夢中になっていると転換ができないし。
結構「役者」な人じゃないとできない。
今日はちょっと、出席者が少なかったけど全転換シーンの稽古終了!


 
8月30日(木)たち稽古

最後のシーンの練習。
三人組は、精神病のふりをしなければならないが、これがまた難しい。
弛緩してしまったような格好なのであるが、演じながらもなーんかちがうなという感じで意外と難しい。
動きのひとつひとつもつきつめるとかなり難しいのだ。
ラストの歌の部分はほんとに最後の最後なので大いに気持ちを入れなければならないのだが、
それぞれの役の人とのかけあいで結構難しい。
だいたい、これを練習したのがずいぶん昔ですっかり忘れている人も多く、
あまり迫力のない歌になってしまった。
そう、一幕で多少ミスがあってもこの歌が感動だと、結構いけるものなのだ。がんばらねば。
雁坂先生に「今日で一通りたち稽古が終わりました」といわれた。
8月にみっちりやれば、一応形になり、9月に入って中だるみ気味になるかと思いきや、
私としてはまだ、覚えること覚えること覚えること・・・だらけで、新鮮なまま。
このままでいくと一回消化して熟成するという工程がないまま、フレッシュな舞台になってしまいそうだ。
どっちがいいんだろう、ボジョレーヌーボーと熟成した樽だしウィスキー(そこまでは行かないと思うけど)。
はっきりいえば一回は消化したいなって気分。


 
8月28日(火)たち稽古

稽古のスケジュールの中に練習したことのない歌が入っていて、
あせってMDを聞きながら何度も何度も練習した。
電車の中でもちょっと声がでちゃって、周りの人がひいていた。でもしょうがないよね。練習のためなら。
私は自分が休んだときに練習したんだと思っていたのだが、実は一回も練習していなかった。
でもそのシーンになったら、雁坂先生が「初見でできるよな」といって、とっとと振りもついてしまった。
すごーーく遅いけど、最近思う。たち稽古に行くまでに、
300パーセントぐらいの出来で行かないと当日何を言われてもいまいち意味がわからないのだ。
つまりアルバムの曲の歌詞もすべて覚えて、インタビュー記事もすべて読んでいったコンサートのほうが
楽しめるのと同じだ。(あんまりいい比喩じゃなかったなあ)
ああすればよかったと思ってももう遅い。
本番でそうならないように、またまた練習をつむぜ。


 
8月23日(木)たち稽古

初めて、3人組のかくれがに大助くんが登場するシーン。
大助君役の山根さんとは、何度も自分たちの出番がないときに更衣室で練習していたのだが、
やっぱり、動きがつくとちょっと違う感じになる。
しかも、この場面の後半はほとんど大助と東大のセリフのみで、
また、庄平と明はセリフがないのに舞台上にいるという状態になる。
だんだん慣れてきてはいるけれど、私の場合はどうしても動きが女の子になってしまうのだ。
雁坂先生からも指摘されたが、私も気がつくと、口に手をあてていたりとか、
女の子 (というか実はちょっとミッキーっぽい動きなんだけどね)気をつけねば。
そして、私が早退してしまった日に練習した「逃すながきども」のダンスもある場面 の練習。
とにかく走る走る走る。
ダンスの覚えがまったく悪い私にとっては要領はよくわからないし、走るしで結構大変なレッスンだった。
特に本当は私のほうから突破しなければならない振りなのに、
「突破される」方の人たちが「こっちこっち」っとひっぱってくれたり、迷惑かけ通 しだった。
あーーーーあ。
その後、東大が母親の説得で3人組の仲間を離れて、母の方へいってしまうという感動的な歌。
私個人としては最高の山場とも思えるシーンだ。
原作を読み、台本を読んだときやっぱり母の愛というのは何よりも勝ると痛感した。
一番最初に雁坂先生にこの作品の主題は?といわれたときも迷うことなく「母の愛」と答えたくらい。
個人的に好きなシーンだ。
また、歌がすごくよくて、多分泣くね。観客も。
最後にお母さんのもとへと行ってしまう東大に、庄平と明が「腰抜け!見損なったぞ!」と
捨て台詞をはいて出て行くのが、この場の最後だ。
3度やったが、3度とも雁坂先生のOKはもらえなかった。
この歌の間、舞台上にいる私としては、というか一部始終をみている庄平は、
何か自分の力ではどうにもならないものを感じたような気がする。
どんなに自分たちの結束が固くてもどうにもならない力に自分の仲間である東大が
からめとられていく瞬間を目の当たりにしている庄平は
「腰抜け」ぐらいの言葉ではあらわせない何かを感じてしまったと思う。
それをあらわさねば・・・・・。
どうすればいいのでしょうか?悩みはさらに深まる。


 
8月21日(火)たち稽古

2幕の3人組のかくれがとなる、あなぐらのシーン。
庄平の「いやに湿気のにおいがするな」というセリフから。
初めてはいったあなぐらなので、その雰囲気を出すようにという指示。
普通のしゃべり方で練習していたので、ちょっとびっくり。でもそりゃそうだ。
しかも 湿気の匂いのするあなぐらで、普通に元気よくはしゃべれんよなあ。
その後にパチンコやさんにしのびこんで、瞬間接着剤をつけていくいたずらをするダンスシーンがあるが、
前に練習したより、場所が狭くなっていてちょこちょこした動きになってしまった。


 
8月19日(日)振り付け

ストレッチだけでて、早退。 「逃すなガキども」のシーンを練習。
逃げようとする3人組を山岡組の手下たちがつかまえに行くシーン。
ものすごく迫力のあるダンスに仕上がったそうだ。庄平の代役は山鼻ちゃん。すごく走ったらしい。お疲れ様でしゅ。


 
8月18日(土)たち稽

私は残念ながら欠席。
予定通り、一幕の終わりと2幕2場まで終わったそうだ。
庄平役はともともちゃんが代役をしてくれたそうだ。


 
8月14日(火)たち稽古

一幕の終わりごろのたち稽古で私の役「庄平」は出てこない。
それにしても東大は出ずっぱりだな。よくセリフおぼえられるな。と感心してしまう。
私もかなりいっぱいいっぱいで、電車の中でも、お風呂の中でも、
下手するとベッドに入ってからもセリフがぐるぐるまわる。
東大役の紀ちゃんなんて、もっと大変なんだろうな。
と思いつつ、人のこともあんまり考えていられないので、明役の映里ちゃんと、更衣室にこもって芝居の稽古。


 
8月12日(日)振り付け稽古

オープニングの子供たちがいっせいに飛び出してくるところや、
その後、怖いお母さんたちが登場して、せりふを言う間、ストップモーションになっているところ、
2幕のあたまなどつぎつぎと振りがついていく。
先生がこんな風に動いて、このあたりはこういう遊びをやって、と細かく指示をしていき、
何小節かかるかの説明がある。「小節数で動く」という基本的なことも最近やっとわかってきた。
今まで何やってたんだろうね。


 
8月9日(木)振り付け稽古

動くのって難しい。
完璧にセリフを覚えたつもりで行っても、動きながら演じているとなんか、
頭の中のセリフたちがばらばら落ちていくっていう感じ。
人のセリフ終わりが自分のセリフのきっかけになるから、人のセリフも覚えなきゃならないし。
これだけも新しい経験だから、ものすごく新鮮。
その上、演劇は、昔の私たちが子供のころにやった「〜ごっこ」と似てて
「ここは、うそっこでおうちってことね。」「ここはうそっこで入り口。」「ここは、玄関」って決まったら
そこに本当におうちがなくても、おうちじゃなきゃならないし、入り口からはいらなきゃならない。
でもたしか、「〜ごっこ」のときは本当に全部見えた。同じ年の友達がお母さんになったり、ペットになったり。
確かに見えた。それが演劇。
つまりただの板の上が、同じ空間でありながら、霊安室に続く廊下であったり、
穴ぐらであったり、病院であったり、 いろいろになる。そして、みんなそれが見えなければならない。
そう考えると、お金かけて、舞台がぐるぐる回ってセットがかわる劇のほうが、
力のない役者がやっても大丈夫なんだろうな。(まあ、つまり私たちみたいなのが演じるには楽なんだろう)
でも、そんなお金はない。てことは・・・・・やるしかないんだ。
霊安室にしのびこむために、廊下を三人組がそろそろと歩く。
舞台の上手、下手、つらの部分が全部廊下で、3方廊下にかこまれた、その中が霊安室という設定。
もちろんセットはない。つまり、私たちがそれをあらわさなければ、観客にはみえないということ。
霊安室で、看護婦に三人組がみつかって、看護婦が逃げるというシーン。
「きゃーーーー」といいながら、四方八方に散っていこうとしたら、
雁坂先生から「それじゃ、壁にぶちあたってるよ。今きた道をもどりなさい」と注意された。
なるほどそういうことなのだ。無造作に歩いているように見える舞台も、
実は結構設定どおり動いているんだとはじめて気がついた。
でないと、みる側はなんのこっちゃさっぱりわかんないもんね。


 
8月7日(火)たち稽古

神宮の花火もなんのその稽古稽古また稽古!
今日から立ち稽古。もう?って感じと、まだ始まってなかったの?って感じと。
前もって稽古スケジュールが配られていて、今日のスケジュール(立ち 1−3.4)という
意味が実は私にはわからなかった。聞けばよかったのに、そのままにしていったので、大変。
実は1幕の題3場と4場をやりますよ。という意味だった。(っていうかわかれよ、それぐらいって感じですよね。)
今日から立ち稽古ということで、頭の部分ばっかり一生懸命やってきた私は、気が動転してしまいました。
おまけに、舞台上にいてもセリフがないことが多い。間のもたせ方がまったくわからなかった。
よーく思い出せば、演劇未経験だと思っていた私も、高校時代、
いまでは一部で有名な劇団となった「劇団都市彦」の前進の公演に助っ人として参加したことがあった。
昔の演劇好きなら必ずやったことがあると思う「如月小春」の劇をやった。
もちろん助っ人だから、セリフはなく、役は「アンドロイドの看護婦」(?)。
「アンドロイドの医者」の横で立っていたら、セリフのないはずの医者が、
急にアンドロイド声(そんなのあるかな?)で、「クァルトゥエ!!!」(カルテっていうつもりだったと思う)
といってこっちをむいたのにはびっくりした。めちゃめちゃなじめない世界だった。
なーんて記憶がよみがえってきたりして、ちょっと恐怖だった。
その演劇経験は良く考えてみれば、私にとってあんまり楽しい経験ではなく、
ひたすらなじめない世界に身を置いている気分だったので、記憶のそこのほうに沈んでいた。
もちろん、他の人たちはみんな、ぜんぜんそんなことに悩むことなく普通に演技している。
ここが経験の違いなんだな。もっと努力しなきゃ。
落ち込みながら家路に着こうと思ったら、明君やくの映里ちゃんも落ち込んでいて、
二人で俳優座のHUBというキャッシュオンデリバリーのお店でビールを飲みながら再度動きと、気持ちの確認。
すごくできているように見えてた映里ちゃんも「私ぜんぜんだめだった」なんて言ってるんだから、
私もがんばらなきゃ!!!!


 
8月2日(木)ダンスレッスン

今まで、振りのついている、一幕の一番最初、オーバチュアから、勉強ロボットにいたるまでのダンス、
一番最初に練習した「漢字の歌」、そして、二幕の一曲目の勉強ロボットなどの細かい振りなどを復習。
意外と、うやむやだったところが多い。おまけに、小百合さんに「歌が始まるまえになんで頭を振るの?」といわれた。
自分では意識してないことだけど、人から見るとおかしいとこっていっぱいあるんだよね。(特に私)気をつけなきゃ。
その後、風俗嬢のダンスのレッスン。
土曜日は風俗嬢のダンスを集中してやるらしい。私は自主練?orオフかな?


 
7月31日(火)林先生の歌のレッスン

いつものようにかけつけたら、体育館には3人だけ。ダンスの自主練をしている。
ほかの人はといえば、校舎内の音楽室で歌の音とりをやっているとのこと。
音楽室へ行ったら、東大の母、東大、容子先生が、林先生のピアノにあわせて音をとっている。
見学していると、ほとんどの歌の音はすでにとれているのだ。すごい!!
あとは、どう表現するかだけなんだよね。
しかし、結構難しい歌だらけ。ていうか、これって全部吉田さとるさんの作曲なのかな?
だって、ド演歌あり、フォークあり、ラップあり、正統派ミュージカル曲あり、と多種多様なんだよね。
ずっと、伴奏を弾き続ける林先生もすごいけど。吉田先生もすごい!!!
月末の処理がやっと終わって駆けつけた、明君役の映里ちゃんをまじえて最後に3人組で「鬼婆どもをやっつけろ!」の練習。
期待してた「SAT」の練習は次回以降になりました!!!
自主練組も、ばっちりダンスを覚えたらしく、すごく有意義だったらしい。
一回、振りがついちゃうとなかなか復習をやる機会がないからね。自主練は大事かもしれない。


 
7月28日(土)江夏先生のダンスレッスン

赤坂区民センターの上にあるヘルシーナでの練習。クーラーが効いている。キャッ!
一幕一番最初の勉強ロボットまでの振りを本格的につけた。
今までみんながばらばらに出てきたところを、子供たちが休み時間でわーーっと遊びに出る・・・
みたいな感じで何人かづつで振りをつけていく。
私は、一番最初に、東大役の紀ちゃんと飛行機みたいにして出て行くことになった。
でも、そんな無邪気に遊びながら、実はちゃんと拍を数えて、
最初の揃っているダンスが始まるまでに定位置につかなければならない。結構大変だ。
しかもみんながばらばらに遊んでいるのでぶつかりそうになってしまう。
ストップモーションのところや、動きだけで表現するところ、ロボットダンスのままはけていくところ、
すべてに動きがついてようやく一幕のM1は完成!わーーーーい!!
っていうか、あと20曲あるんだよなあ。


 
7月24日(火)林先生歌のレッスン

先生は振りのついたところを一通 り通して(もちろん振りつきで)そのあとだめだしをする。
まずは、一幕最初の勉強ロボットのところ。やっぱり、振りやセリフを思い出したり、
動きながら歌うとどうしても歌が適当になって間延びした感じになる。
「勉強勉強♪」が「っえんきょおおお、んきょおおお」というように頭の子音はまったく聞こえず
後ろのほうの伸ばす音をやたらと伸ばしてしまう。
そして、歌を歌うんじゃなく、セリフとして考えなさいと注意された。
どうも、はずさないようにきれいに歌おう風になってしまうんだよなあ。
そして、二幕の勉強ロボット。
こちらは実は最初の勉強ロボットとはまったく違う。
最初のほうは本当に言われるがままに勉強していたが、二幕のほうは「勉強ロボットにはもうならねえよ!」っていう歌だった。
だから、ぜんぜん違う風に歌わなければならない。
そして、そのあとの♪練習長はやぶいちゃえ!というところの歌の音とり。
なんか、今日はどういうわけか、楽譜の音程と聞こえてくるピアノが自分の頭の中で1音ずれていて
(つまり楽譜は「ミ」なのにピアノの音は「ファ」に聞こえる)ものすごく音がとりづらかった。
多分わたしどこかおかしくなってるのね。
まあ、なんとかこなして、そのあとちょっとだけ風俗嬢のうた。
「よってらっしゃい、やってらっしゃい、うさを晴らしにのぞいてらっしゃい」うーーん。小百合さんの目。いいわあ。
べんちゃんも、キャッやらし!なんて楽しく見学。
最後に第一部オープニングをおさらいしておわり。
しかしあのオープニングの長いダンスの後、ロボットダンスではけてから、東大くんの長台詞。
息も絶え絶えって感じに・・・・私ならなるな。
「僕は・・・ハアハア 市川市立国府台・・ゼイゼイ・・小学校・・ハアハア、
ご、五年・・ ハア・・一組の・・・・池田ト、トホホウシンです・・・ゼイゼイ」?????


 
7月22日(日)江夏先生ダンスレッスン

何度も言うけど江夏先生はどんなダンスもものすごくかっこいい。
子供たちのロボットダンスだって先生がお手本で踊るとすごくかっこいい。
ロボットがかっこいいってどういうこと?まあいいや。
頭がおかしくなりそうなぐらい暑い体育館で、ダンスは一番最初の部分から。
細かく振りをつけていった。容子先生と小学生の掛け合いの部分とか、お母さんたちが登場して、
子供たちの動きが止まるところとか。
難しいのは、リアクションをしているといつのまにか、素になってしまうところ。
私の場合、「素=おばさん」なので、小学生からは程遠くなる。どうすればいいのだろう?
それにしてもM1だけで、こんなに覚えることがたくさんあって、
本当に10月に本番を迎えられるのだろうか?
そのあと、第二幕の最初の勉強ロボットのところも細かくつけていった。
台本に子供たちが「三三五五出てくる」と書いてあったので、どうするのかと思ったら本当に「三三五五」だった。
結構急いで動かないと間に合わなくなる尺なので難しい。
続いて、「風俗嬢のダンス」の振り付けに入ったのだが、残念ながら営業があり、早退。
ここが一番参加したかった・・・・・・というか見たかった。


 

〜番外編「偽原始人」のなぞ〜

飲んでいる席などで出た「偽原始人」のなぞ一挙公開!
あくまで酒席での戯言です。関係者の方気を悪くしないでね。
あなたのなぞも教えて!

1、2幕―12
明の母が大沢先生におにぎりとビールをさしだす。
朝ご飯のかわりにおにぎりとビール????
大沢先生の好みだとしたら、明の母はなぜそんなに大沢先生の
好みをよく知っているのか?

2、1幕―10
「3か月分の月謝が12万2000円」
これは月謝袋を見て庄平がいうせりふ。
二人の月謝が3ヶ月で12万2000円。
ということは3ヶ月で一人6万1千円。
3で割れない。
解釈1>単純に庄平が計算を間違えた。
解釈2>7月から1000円クーラー代をとることになった。

3、1幕―39
お父さんのおこづかいが月6万円
テレマルシェスタッフ松崎氏(恐妻家、子供あり)いわく
6万円ももらえたらいいよなあ。おれなんて、おれなんて・・・くすん、おれなんて、へらされたんだからよお、、、、
(といいつつ幸せそうな松崎氏であった)

4、あんな暑いところで、普段かかない汗を散々かいて歌って踊って飛んだりはねたり。
でも痩せないのどころか、なんか太った感じがするのはなぜ?

(※編集者注:4は、ビールのせいでは!? あ、失礼しました。○山)


 
7月17日(火)雁坂先生の演技レッスン、林先生もいたよ!

とうとう恐怖の日が来てしまった。
それなりにせりふなどを覚えたりしていたが、
ダンス同様、なーんか独自のせりふになってしまうのよね。
何しろ、しゃべることを生業にしながら、今まで暗記ものは不可だったので、
すべての仕事は原稿を片手にやってましたから。
まずは、14日につけたM1のダンスのおさらいからはじまって、M1の 曲中のせりふをつける。
尺を合わせなければならないから大変なうえ、その後の歌の入りがわからない。
両先生とも「身体で覚えろ」派なので、すぐに立ち稽古に入る。
ダンスがはけたら、そのまませりふの立ち稽古に移行してしまい、そうとうビビった。
とくに庄平、明はせりふがなくても舞台上にいることが多く、せりふのないときの動きが難しい。
先生にどなられ、みんなに大笑いされながらも、なんとか稽古をおえることができた。
ま、この先生の大声とみんなの大笑いが活力なんだけどね。
その後の飲み会は、ひさびさたくさんあつまり、雁坂、林両先生もお越しになり、
ケーブルテレビの小野さん、伊藤さんコンビも、最初は撮る気まんまんだったけど
酒が入って「もういいや」ってことになって多いに盛り上がった。
カオリンたちのテーブルはなんか「持ちこみ食料」もあってさらに盛り上がっていた。


 
7月14日(土)江夏先生のダンスレッスン

レッスンは6時半からだったが、2時から麻布のイッツフォーリーズのスタジオで稽古場見学会があった。
泉先生やかっちゃん先生もいて、みんなから「庄平だってね。がんばってね。」
と声をかけられ、ちょっと不安になった。
入り口にはいつものように吉田さんが何をするともなく立っていた。
お目当てのミスターズ―の通し稽古はやっぱりよかった。
明羽さん子供になりきってたもん。やっぱあーじゃなきゃね。
さて、その後、営業に出かけた私は(日記欄参照してね)
8時20分に四谷駅からタクシーに飛びのり8時30分に六本木についたときは、
もうM1の勉強ロボットのフォーメ―ションや振り付けは終わっていた。
ひえええ。あとで、よんりちゃんに習ったけどさっぱりできなくて夢に出てきそうだ!!!


 
7月10日(火)雁坂先生の演技レッスンのはずだった。

いつものようにテレマルシェを終えてから走って練習会場入ったのに、なんかをしている雰囲気がない。
聞けば、雁坂先生のご到着が遅れているそうだ。みんなでダンスのおさらいなどをやっていたが、
結局、変更連絡の手違いで雁坂先生はいらっしゃらないことになり、
かわりにプロデューサーの吉田さんが指揮をとって読み合わせと舞台の説明などをすることになった。
正直ほっとした。なんといっても配役発表から始めての演技のレッスン。
なにをやってくればいいかさっぱりわからず、結局台本を読んだぐらいでレッスンにのぞんでしまったから、
先生に「自覚が足りない!」って怒られるんじゃないかとドキドキしてたのだ。
吉田さんは「もし雁坂先生に聞きたくても聞けないことがあればこの際聞いてください」
と言ってくださったので私はほっとして、いろんなことを聞いてしまった。
多分みんなは知ってるんだろうけど私はほとんど何も知らない。すごく困ってる。
一幕だけ、読み合わせをして終わった。本当は二幕もやりたかったな。


 
7月8日(火)林先生の歌のレッスン

林先生は理論じゃなくて「カラダ」の人だ。
もちろんプロに教えたりするときや、自分で考えるときは違うのかもしれないが、
とにかく、この素人集団には「カラダで覚えろ」なのだ。
今日は、「根を生やせ」というラストの歌を最初から最後まで全部稽古した。
母親たち、子供達、部長先生、容子先生、大沢先生などが出てきて、
かけあいのようにそれぞれのせりふにメロディがついている。
そして、最後の部分で 壮大なコーラス隊が加わり、「大地賛称」
(あれ?字が違うなあ?学生のとき 歌いませんでした?「母なる大地の〜」とか「たたえよ〜土を〜」とかいう 混声4部合唱曲。)
の最後の部分のような感動的な盛り上がりで終わる・・・・・はずなのだが、
まずそれぞれの役ごとのかけあいが殆どあわないのだ。
私なんて拍をとることに夢中で例によって「独自の拍」になっていた。
まあそういうばらんばらんなままではあったが、その間、林先生は細かいことも言わず
(いいたいことはいっぱいあったと思う。例→お前らさっきまでやってた 発声練習はどうなってん!!!はっきり発音せんかい!!!などなど)
何度も何度も繰り返した。何度も何度もやると、ほんの少しづつだが、はるかかなたに光がさしてくるから不思議だ。
あと、お母さん達は本当にお母さんの声の「コーラス」になってた。すごい。

付録:2次練習?!


いやああ。ビールがうまい!最近飲めるようになったとは思えない飲みっぷり。
林先生が次のレッスンまでのほんの少しの間、つきあってくださった。
なぜか、次々と先生に質問。
そして、先生が次のレッスンに走っていったあと、今度は「偽原始人」についての解釈の議論。
なーんか私たちは昔の議論する学生か・・・っていうぐらいみんな真剣に議論した。
この議論に加わりたい方、いやーそんな話はごめんだね。でも酒はのみてえ。という方、
練習後「げたばこ」の前へ集合!


 
7月3日(火)雁坂先生の演技のレッスン

役、発表の日だ。
紙が配られた。
「高橋庄平 香月よう子」と書かれていた。
「庄平君か。」これから彼をつかまなければならない。
庄平君はどんな男の子なんだろうか?学習塾の息子で太ってることぐらいしかわかってない。
何回かせりふの練習のときに庄平君役になって、そのときにちょっと「ボケ役かな?」と思ったけど、そうでもないみたいだ。
結構自分からいろんな提案をしている。しばらくはみんな無言で配役表を見ていた。
そして、先生からこれからの「偽原始人」そして、「役者」としての考え方のレクチャー。
劇中の男の子「東大(とうしん)明、庄平」の立場。そして、その立場にたっている彼らがなぜ観客の共感を呼ぶのかという説明。
つまり彼らは非常につらいところにいる。学歴社会と父親不在の家庭と、とにかく社会のゆがみの中でも一番被害をこうむるところにいるのだ。
では、なぜ彼らが拍手を送られる存在になるのか?それは、自分たちで考え考え考えた末に自分の手で勝ち取っているものがあるからなのだ!
(まあこれはそれを表現する私たちも同じ道筋を通らねばならないのだろうな)
そして、そういったすばらしい舞台にするにはどうしたらいいか。
まず、この作品のテーマを考える。そして、なぜ今偽原始人なのか?を考える。
ま、要は企画書をつくるようなもんですな。
次に役作りの仕方。それは「解釈」→「形象」→「表現」なのだ。
つまり偽原始人の作品世界、自分の役、他の役の人物を解釈する。
そして、目に見える形、目に見えない形、両方とも形を作り表現する。
ううううう・・・・・・どんどん不安になっていくよおおおお。
そして、先生はいろいろなるほどなああと思うことをおっしゃったが、
そのひとつ 稽古と練習について稽古とは古いものと比べて考えること。
つまり、昨日よりも今日。今日よりも明日と進歩していくこと。練習とは同じことを繰り返すこと。
ううううううううううう・・・・・・・・ますます不安になっていくよおおお。
そんな不安を払拭するかのように7月25日に行われる演出助手の明羽先生も出演する
ミスターズーのデモンストレーションを見て大いに盛り上がって練習は終わった。


 
7月1日(日)雁坂先生の演技のレッスン

もうすぐ役が決まる。なんか変な緊張感が漂ってないでもない一日だった。
ひさしぶりのレッスンはまずいままでの振りのついている歌でウォーミングアップしてからエチュード。
(先生がそういったときみんなあたり前に知ってたみたいだが、私は初めてきいた言葉だった。
もちろん黒鍵のエチュードは好きだけど←ショパンね。後で辞書をひいたら練習曲とか習作っていう意味なんだって。知らなかった。)

その内容とは、
「ここは高校の同窓会、楽しそうなみんな。後から入ってきたグループも三々五々グループに加わる。
そして写真をとったところでストップモーション。続いて中学生。
夏休みのプールの風景また写真をとりストップモーション。
小学生になる。秋の遠足、みんな楽しく遊んでいる。写真をとったところで、ストップモーション。
幼稚園生。運動会の玉いれ。それが終わって写真をとったところでストップモーション」
とまあ、こんな感じだ。これを2グループに分かれて一切無言で行う。10分ぐらい打ち合わせをしてまずは先のグループ。
見てるとすごくうまい。ひとりひとりが自分の役になりきっている。まずい。私にできるだろうか?すごく不安になった。
ストップモーションのあと中学、小学生と年齢が下がるほどみんなテンションが高くなっていく。なんか本当の子供に戻ったみたいだ。
このエチュードの狙いはこういうとこだったんだ。
幼稚園生の時のみんなの顔。あどけなかったなぁ。私は母の役だったけど。
エチュードが終わるとせりふの練習。というか立ち稽古だった。せりふを追うのに夢中でとても動きなんて考えられない。こりゃあ大変だ。


 
6月26日(火)林先生の歌のレッスン

林先生はパンダのTシャツを着ていた。そして、パンダのペンを持っていた。
聞くとパンダが大好きなんだそうだ。バッグにもパンダのキーホルダーがついてたり、何もかもパンダグッズ。
そういえば、先生もどことなくパンダっぽい。
ただし、パンダは目がたれてるみたいでかわいいけど、よおおおおおく見ると目はすごく鋭いのだ。
かわいく笹なんかかじってるけど、あれを肉に変えたら・・・・・結構、すごいでしょ?
まあ、それが林先生なのかもしれない。いや、パンダの話をしていたのです・・・・・・・。
さて、歌のレッスンはまず発声練習の他に、今日からディクションという基礎練習のひとつをする。
いろいろな発音を早口言葉のように組み合わせた練習。「ぱばまぴびみぽぼも」とか、「きゃぎゃひゃきょぎょひょきゅぎゅひゅ」とか。
ひとり、ひとつづつ順番にやっていった。私があたったのは「NaLaRa NoLoRo NiLiRi」
何を隠そう(いやかくせないのだが)私は滑舌がめっちゃ苦手。LとRを早口でいいわけるなんてとてもできましぇん。
同じところがあたった小百合さんはなんなくこなしていた。
さすが、国際結婚してるだけあるわ。(関係ないか) 勉強ロボット、漢字の歌、根を生やせをとことん歌って踊ってレッスンは終わった。


 
6月24日(日)江夏先生のダンスレッスン

選挙の日。いつもの三河台中学校が選挙で占拠されているので(つまんねえ)
練習場所は新橋の生涯学習センター(こんなとこがあるのだ!)。しかも新橋の駅からすぐ近く。
烏森の飲み屋街のところに立派な建物があるのだ。恐るべし港区。
さて、今日はひさびさに江夏先生。かっこいいのだ。多分男役だったんだろうな。宝塚で・・・・。
いつものようにストレッチをやって(これがだんだん快感の時間になってきた)
そのあと今までやった、漢字の歌。勉強ロボットのおさらい。というか、江夏先生の指導で細かい所までつめていくという練習だった。
勉強ロボットの最後の「坂田師匠」のところや、「集合だっと♪」のところなど、少しづつ変更が 出てくる。
なにしろ、前回のダンスの練習から、家だけでなく駅のホームや空いている時間は
殆ど「勉強ロボット」の振りの復習に使った私。突然の変更にもめげず、やっと人並みの下ぐらいまでには踊れるようになっていた。
それにしても助手の勝部先生はとってもロボットらしいダンスになる。
そして、江夏先生はロボットだろうと小学生役だろうと・・・・どんな動きでもかっこいい。
どうして、私は「坂田師匠」的になり、江夏先生は「宝塚男役」的になるのだろう・・・・・。


 
6月19日(火)林先生の歌のレッスン

林先生は動じないのだ。
自分が説明していて、みんながちょっと私語をしてても、「聞いてない人はあなたが損するのよ」っていう感じ。
さて、今日は新しいうた、「根をはやせ」。3部なのだ。
ソプラノがすごく多かった。一番つられなくていいもん。
でも、すごく音が高いらしい。不安なので、メゾソプラノに移った。
ソプラノ、アルトの両方につられそうだ。ついでに、リズムが結構難しい。
でもうまく3部でハモると「ちょっとお、結構いけるんじゃない?私達」と勘違いしそうにきれいだった。
そして、「漢字の歌」「勉強ロボット」おさらい。
ひととおり終わると先生からだめだしが出てもう一度。結構忘れてるんだよな、これが。
ダンスをするとどうも歌がおろそかになる。しかも「歌」ではなく「せりふ」のつもりで歌うというのがポイント。
ってことは、しっかり歌詞が頭に入ってないといけない。これが難しい。
特に「勉強ロボット」。振りなしで歌うとかなりちゃんと歌えるのに、
振りをつけると「行進だっと!」ってところなんて「ふおおおしんだっと」になってしまう。
しかもすごく暑いというか蒸し暑い日だった。汗だくになって、歌って踊った。


 
6月16日(土)泉先生のダンスレッスン

泉先生よ。元気一杯の。
今日は「勉強ロボット」の振り。歌のレッスンで勝手に動きながら歌ってたから、どんな振りがつくかすごく楽しみだった。
「勉強ロボット」だから、絶対ロボットっぽい動きになるんだろうな。
最初の部分から、カウントをとりながら振りがついていく。
前をむいて、手の甲を前にして、ぐうにしたりぱあにしたり、左右にふったり・・・・・・・
ちょっとちょっと意外とかんたんじゃん。これならいける!!!!と思ってたら甘かった。
「集合だっと!」という歌のあとから小さいグループにわかれて集合し、
そこから、怒涛のようなダンスの振り。(いわゆる武富士のような感じの)
最後に坂田師匠のような動きではけていく。
何回やってもロボットにみえないよ。「あほの坂田」だよお。


 
6月14日(木)雁坂先生の演技のレッスン

わーいい!やったやった。今日台本ができあがりました。
雁坂先生がみんなのために、いろいろと書き直してくれました。
そして、それをオールスタッフの中島さんが、みんなが練習している間校正していたよ。
(トイレの掃除もしてくれてるんですよね。中島さんいつもありがとう)
できあがったばかりのきれいな台本を雁坂先生が読んでくれた。
もーそれは、「先生が一人で舞台にたっていろんな役をやった方がいいんじゃないかしら」と思えるほど、
笑いあり、涙あり。上手だった。舞台のイメージがどんどん湧いてきて本番が本当に楽しみになった。

今日は付録・三河台中学校での練習風景

ココが練習場所。三河台中学校は、六本木俳優座のうらて、飲み屋さんがたくさんある、
中学生が通うとしたらひっじょうに環境の悪い場所にあります。だからってわけじゃないでしょうが、今は、廃校になってます。
ここの体育館で練習。もちろん冷暖房なし、夜は虫がよってくる(夏がこわい)環境です。
しかも、すばらしいビブラートがかかって、めちゃめちゃうまく聞こえる!

はじまる前はモップでおそうじ。学校時代がなつかしくなる。

更衣室(ここだけエアコンがある。天国!)
そして、ここでご飯を食べる人もいる。

 

練習練習また練習♪、休み時間も、復習、自分のできなかったところのチェック。
そして、また練習。(だから写真がないの。)

練習が終わったら、もちろん、飲みよ飲み。
ビールののめないPOLA(一番手前右)はウーロン茶がぶのみ。(めちゃめちゃ汗かいたあとだもん)
飲めすぎるりゃん&よんりは大ジョッキだ!!!


 
6月10日(日)歌のレッスン

なーんかどんよりしてる三河台中学校体育館。
やっぱ梅雨だよね。雨がよく降るせいか校庭は草ぼうぼうだ。
さて、今日は歌のレッスン。林先生の迫力のあるアルトが聞けるのだ。
ダンスに夢中になっていて、考えてみればだいぶ歌がおろそかになっていたような気がする。
そう!大事なのは「歌を歌ってるんではなくセリフにメロディがついていると思え。歌詞をしっかりと」
特に注意することは出だしの子音。これは日本人の弱点なのだ。
「K.」とか「N」はとくになんか抜けがちなんだよね。
だから、「書け書け」というのも「あけあけ」って聞こえたり「なんにもなやむな」が「あんにもあやむな」に聞こえてしまう。
頭ではわかったけど、これがなかなか。そう、歌詞をしっかり出すと、なんかダンスがうやむやになってしまうし、
「元気よくダンス!!!」と思うと歌詞が「もにょもにょ」。
そして、今日は漢字の歌のほかに「大沢先生と東大くん」のかけあい場面も練習。
男性陣が『暫定大沢先生』になり、女性陣ひとりひとり『東大くん』となってかけあいの歌。
女性陣の数からして男性陣は何回も大沢先生役になる。
一回事にバージョンがかわったり、いつのまにか自作の歌詞になってしまったり、笑いの絶えない練習でした。


 
6月5日(火)ダンスレッスン

ダンスレッスンなのに、泉先生、勝部先生のほかに、雁坂先生も登場。やっぱ 本当にビデオとるんだああ。
てゆーかこれってオーディション?そういえば、なんかいつもより練習に出てる人の数も多い?!
ストレッチ、ウォーミングアップをした後、日曜日にやったダンスをおさらい。
そしていよいよビデオ撮り。吉田さんが説明する。「えっと名前を呼びますので出てきてください。」
え?みんなで踊ってるところとるんじゃないの?(よく考えたらそんなわけない)
「3人づつです。踊る前に順番に名前と『やりたい役』を言ってください。」
ひえええええ。そんなあああ。わかんないよおお。なんて言おう?めっちゃ緊張。
そして、案の定、あいうえお順だった。「かつき」だからわりと早く呼ばれてしまった。
「香月よう子です。やりたい役は・・・ 子供の役です。」出た言葉はなぜかこれだった。
多分、今日練習に行く前に、エモビのプロデューサーに
「ミュージカルの練習?何の役?おばさん?おばあさん?」といわれたからだと思う。
あたしにだって、子役はできるさ!?(ちょっとキツイ)
しかも、何回も何回もやって簡単なはずのところを間違えたっていうか忘れた。
私って本番に弱かったのかな・・・!でもこれからさ。これから練習すればよいのだよ!大丈夫大丈夫!
といいつつ、みんなうまかった。


 
6月3日(日)泉先生 ダンスレッスン

13時から17時と書いてあったので、「今日は長丁場だああ」と覚悟してたら
「今日は16時まで」というお言葉。泉先生!!アナタは天使だ。
でも「そのかわり 集中してやりましょう」と付け加えていた。
今日は「漢字の歌」の仕上げ。3つのグループに分かれてそれぞれ違う振りがつけられた。
左と右のグループは結構簡単だけど、真中のグループのタップのような振りがとっても難しい。
「火曜日にこのダンスのビデオをとります!」というお言葉。ひええええ。凍りついた。
しかしみんな元気だ。そして、泉先生はよく声が通るし、早く名前を覚える。
「かつきさん!そこ!ちがいます!!!」 ひえええええ。


 
5月29日(火)雁坂先生 演技のレッスン

平日は遅れて行くのだよなあ。着いたらもうみんなストレッチをしていた。
ストレッチをしきるのは、演出助手の明羽先生。
プロフィールをみるとなんと御茶ノ水女子大学卒業。学科は文教育学部舞踏教育学科。
そういう学科があるっていうのもすごい。
さて、ストレッチングなど準備体操がが終わると、発声練習もかねて大きな声で課題の文章を読む。
大きな声で動き回りながら。途中で雁坂先生の「もっと動いて!もっと大きな声で!」というあおりが入る。
全部で5分ぐらいの文章なのだが、すでにハード。
そして、丸くなってせりふの練習。前回休んだ人が中心となって指名される。
「じゃあ。○○さん××役」ってな感じ。
私も前回休んだのでご指名が来て「庄平」役。
よく見ると「でぶの庄平君」なのだ。なんか複雑・・・・まあいいか?
教育ママのお母さんたちが喧嘩するシーンがあるんだけど、これがみんな上手。
地でいってるのかしら?って感じでした。(まさかそんなわけはないけど。でも本当にうまかった)
あと、八百屋さんのおばさんの役をやった人もすごく上手だった。先生も大笑いするぐらい。
なーんとなく先生の頭の中にはどの役は誰というのがおおまかにあるみたいだが
(もちろん配役はまだぜんぜん決まってはいないけど)なんか、よく見てるよなあって感じでした。
ぴったりはまってるひとがたくさんいた。 とても面白かった。


 
5月26日(土) 林先生 歌のレッスン

林先生は、一見厳しそうな雰囲気でとっても緊張したけど、
笑い顔になるとかわいく、普段はオトナって感じの先生。アルトのお声がとても素敵です。
さて、レッスンは一時間ぐらいストレッチング。声帯周りのストレッチングってすごく大事なんだって。
発声練習とストレッチングをやるだけで、ぜんぜん違うらしい。いいことを習った。
もうひとつ、役立つ知識。
研究によると、胴体を胸から上、胸から下でおへそより上、おへそより下からお尻の上の三つにわけると、
ビジネスなどでしゃべるときは、一番上の部分を使い、
普通の時は真中を使い、一番下を使うのは「強い感情が現われた時」なんだそうなんです。
つまり、舞台上で演じ、人を感動させるのはおへそよりしたを使ってしゃべったとき。
でもこれがなかなか難しい。舞台上はある意味ビジネスと同じ、緊張するシーンなのだ。
そういう時は、自然に胸から上だけでしゃべってしまい、うわっつらな舞台になってしまう。
そういった意味でも腹式呼吸の練習はめちゃめちゃ大事。
さて、発声を終えると、前回練習した、ダンスに歌をつけるレッスン。
やっぱりあのダンスは、歌ありだったんだ。
ダンスさえうろ覚えになってたのに、これに歌を「歌詞をみないで」つけるなんて!とてもできねええええ。
まずは、ダンスなしで音とり。何度もとって歌詞も覚えるといよいよ振りつきで歌う。
いや、これがなかなかどうして大変なのだ。
しかも先生いわく、
「ミュージカルの歌は歌ではなくセリフの一部。歌になると急に素になる人がいるが、その役のまま歌ってください」
たしかにそうだ。練習してるのは子供の歌。子供が楽しく歌ってるのだ。
わかっていても歌詞を思い出したり、振りを思い出したりしてると「私」に戻ってしまう。
もひとつ先生いわく、
「歌はセリフなんだから、歌詞が聞こえるようにうたいなさい。」
具体的には子音をしっかり出す。母音で始まる言葉の最初の母音が消えないように。
本当にそれに気をつけて歌うだけで、ずいぶん歌詞にメリハリがでて聞き取りやすくなる。いろいろ学んだ。
歌の練習なので、着替えないで大丈夫だと思ってたけど、振りつきで歌っているうちに汗が出てきた。
しかし楽しいぞ。 最後の方はほとんど子供になりきってた。
多分回りから見たら「何じゃありゃ?」って感じなんだろうけど、
少なくとも私の中のマインドは子供だった。
レッスンを終えて今日はみんなでお昼ご飯会。
これがにぎやかでとっても楽しかったけど、実はみんなセミプロ級の人だったんだ。あーびっくり。
じゃあ、四苦八苦してるのは私だけ?そんなことないよね。


 
5月24日(木) 雁坂先生のセリフレッスン

こういうときに限って仕事が入っちゃうんだよな。
私は休み。
でもプリントを配られてかなり本格的な練習だったそうだ。


 
5月19日(土) 江夏先生ダンスレッスン

江夏先生は、すごくスタイルがよくかっこいい大人のオンナ。って感じ。
同性ながらあこがれちゃうっ!泉先生は、かわいいお姉さんっていう雰囲気。
私個人としては、ちょっとしーちゃん(小田静枝さん=パーソナリティ)に似てる気がするんだよな。
かわいいだけでなくしっかりしてて、頼れる姉貴。
そして、もうひとり勝部先生は、近所にいる友達。
いつもその子の家に遊びにいって晩御飯までご馳走になってくるって感じの先生。
さて、今日のレッスンは……
まずはストレッチングしてから、実際の舞台で使う音楽にあわせてダンスをする。
これが、なかなか難しいんだな。ひとつのパートをなんとかマスターして、次にいっても前のパートのダンスを忘れてしまう。
2小節ぐらいがひとつのパートになってるんで、こんなに簡単に前のパートを忘れてたら、
何曲もあるダンスを覚えられないじゃないか。
周りを見ると、結構みんながんがん踊ってる。
やっとひとつのフレーズを終わったら、もうくたくた。
(フレーズですよ。曲じゃなくて。これっていつになったら、一曲マスターするんだろう?)
お次のフレーズにはなんとチャールストンの足の動きが入っている。
「五匹の子豚が五匹の子豚が♪」ってやつですよ。
踊ってるところはみたことあって躍動感があってすごく軽そうなんだけど、
よく考えると足の動きが超難しいのだ。
こんがらがりそうだよ。犬じゃなくってよかった。
2本でもこんがらがるんだから、4本だったらディズニーアニメで
足がぐるぐる巻きにからまってほどけなくなったりする場面がよくでてくるけど、
そんな風になりそうだ。
とてもテンポのいい曲にあわせて、チャールストンから足がすばやく動いてステップする動きにうつる。
速い、速い、ついていけなーーーい。
これって、歌いながらやるのかな?
なんとかそのフレーズをマスターしたころには、練習時間は過ぎていた。
でも、なんか楽しい。おもしろい。これを舞台でやれるんだ。
.........練習しなきゃ。


 
5月15日(火) 第―回目の練習

今日は初めての練習。テレマルシェが終わりダッシュで渋谷から青山ーT目へ。そこからはタクシー。
練習場所は六本木俳優座裏の三河台中学校。統廃合で廃校となった学校の体育館が私達の稽古場となった。
着いて簡単にきがえて19時。練習は6時半からだから30分の遅刻。
体育館に50人弱の出演者。(圧倒的に女性)そして演出の雁坂先生。スタッフが5〜6人。
初日ということからか、主催者やらスタッフやら10人くらいの人たちが見学をしていた。
大きな輪になって自己紹介をしたり、輪の中でひとりひとりダンスをしたり。
初対面のひとばかりでちょっと恥ずかしい。聞けばいろんな職業の人が集まっている。
でも、ミュージカルに出演するってことで集まった人なのでみんなとっても明るい。
速い音楽、ゆったりした音楽にあわせて自由に動きをつけたり、
練習初回なので、導入なんだろうけど、結構ハード。
最後に2人づつ組となって片方が木となり片方がその木をさがしていた人となって動く。
合図に合わせてその木を抱きしめる。木も人間となってお互いに抱きあう。合図で終わり。
これから長い間がんばる仲間たちと仲よくひとつのものを作っていくためのオリエンテーションということなのだ。
このミュージカルの演出をなさる雁坂先生は小さい太鼓のようなものを持ち、それをぼーんとたたいて合図をする。
非常に納得のいくような表現で私たちに説明をしてくれる、よきお父さんといった感じです。

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