きてきて先生プロジェクト草創期~講師選び

きてきて先生プロジェクトとは一芸に秀でた社会人講師が学校で授業をする活動。
2000年にNPOとして有志が集まり、2015年に一般社団法人化しました。
今までに、小中高大1000組の出会いを作りました。
今でこそたくさんの教育支援プロジェクトがありますが、2000年にはそんな団体はほぼゼロ。
自分自身が何者かもわからない状態でした。
その草創期からをつづります。
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メンバーが集まり、コンセプトができ、実施場所も決まりました。
続いては講師選び。
これはとても楽しい作業でした。
もちろん満足な謝礼は出せないので知り合いをたどるしかないのですが、
ファウンダーの3人はもちろん、みんないろいろな人を探してきていました。
これを、三原則に照らし合わせて、メンバーにプレゼンしました。
①知的好奇心を喚起できる授業
②体験学習ができる授業
③終わってから子供の変化が期待できる授業
どんな体験が考えられるか、どんな変化が期待できるか?
今思えば、授業案を考える際の「願う姿」「本時の目標」といった重要な概念はこのときにもう
考えられていました。
教員経験者であるKさんからは、「6年生対象であったら、5年生ぐらいをイメージして」という
注意が常に飛びました。
ついつい、大人目線で考えてしまうスタッフたちへの注意喚起でした。
そんなこんなで夏前に決まったのが、以下の外部講師でした。
メンバーの義理父もいたりして、もうこうなったら親戚も何も関係なく声をかけた感満載ですね。
①ソニーのロボット(AIBO)の開発者~AIBOと人を比べてみよう
②ジャパンGEMSセンター事務局長~体験型科学ワークショップ
③鳥羽水族館副館長~川奈の産みから世界を考えよう
④弁護士~クラス裁判をやってみよう
⑤万華鏡博物館館長~万華鏡を作ろう
⑥電通CMクリエイター~伊東名産品のCMを作ろう
⑥宇宙イラストレーター~望遠鏡を作ろう
⑦元電源開発技術者~発電にチャレンジしよう
⑨レゲエミュージシャン~世界の音楽に触れてみよう
⑩ビオトープ専門家~僕らのビオトープを完成させよう