約1万人にインタビューしてわかったこと

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今まで有名無名を問わずインタビューをした人はのべ10000人ぐらい。

これだけいれば自然と傾向がわかります。

その道を極めたえらい方々はだいたい同じです。

 

1、笑顔がステキで親しみやすい

あるノーベル賞受賞者さんにインタビューしたとき。

難しい顔でお話をしていたのですが、ときおり、

破顔一笑というのでしょうか。いい表情の笑顔になりました。
また、外国の大使や王様は必ず覚えた日本語を言いますよね。

「ミナサマ、コンニチワ・・キョウハ、アリガトゴザイマス」みたいな感じです。

外交では当たり前だと思いますがこれは結構大事だと思います。

私も、それにならって、
フィンランド関係のお仕事のとき、フィンランド語での「こんにちは」「ありがとう」を

覚えました。

今は便利なもので、WEBサイトで探せばほぼ世界中の言語を音声付きで勉強することが

できます。

自分の国の言葉を一生懸命覚えてくれたというだけで相手は親しみをもってくれますよね。

 

 

2、あいさつが完璧で謙虚

ほぼ100パーセントの方が声が大きく、先に握手の手を出してこられます。
握手がまた強くて生命力にあふれているのです。

ある伝統芸能の大会のMCをやったとき、一番のお家元には結局事前のお打合せで会えず、
舞台上に並んで座ってスタンバイしている暗転の際に、あわてて近くに行き、

「本日MCをしております」とご挨拶しました。

私はてっきり、そっけない感じで、「あ、そ。よろしく」みたいなことを短めに言うのかと思いきや。

「香月さんっていうんだね。今日は本当にありがとうございます。

いやあ、どうぞよろしくお願いします」とかなり大きな声で言いながら握手の手を差し出してきました。

もちろん、その瞬間に私は「今日は絶対成功させよう。がんばろう!!」とさらに強く思ったのは

言うまでもありません。相手をその気にさせる、人を動かすというのは案外こういうところに

あるのかもしれないですね。

 

3、つねに勉強をしている

「勉強」というと、机の上で何かやっているイメージですが、そうではありません。
あるアーティストの方は、楽屋でもずーーっとギターを抱えていました。

スタッフや仲間と話しているときもなんとなくギターを弾いている感じ。

内視鏡の得意なドクターは小さいころから内視鏡が遊び道具だったので、

研修医のころはもう内視鏡は誰にも負けないぐらいになっていたそうです。

多くの専門家は、インタビューやラジオ出演の際に事前質問を送っておくと、

それがご専門にも関わらず改めて勉強しなおして臨んでくれます。

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「自分の仕事」と「人」が好き

この3つに共通して言えるのは、「自分の仕事」と「人」が好き。
自分の仕事が好きだから、「勉強している」とうよりは、

「好きなことをしている」という感覚だと思いますし、

人が好きだから自然と笑顔になれるんですね。

 

では、自分はどうもそういうのは苦手だという人。

まずは、「形」から入るのもありだと思います。

口を横に開いてみる。ちょっと口角をあげてみる。

最新の研究では、この表情をしただけで脳は「あ、自分は今笑ってる」と

錯覚し、楽しくなる。とも言われています。

 

これ楽しい、これ好きと思うものをもう少し深めてみる。

そんなこともやってみてもいいと思います。

「すぐ飽きるからなあ」なんて躊躇している時間はありません。

飽きたら違うことやればいいんです。人生思ったより短いです。

 

何よりも、別にえらい人になる必要はないんですから。
さ、始めて見ましょ☆☆

 

 

 

 

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