疼痛内科医でありホルムクリニック理事長の山本匡先生を講師に迎えハイドロ筋膜リリース注射についてのセミナーを開催しました。
田園都市線たまプラーザ駅が最寄の
理学療法士さんが運営するリハビリ施設
スタジオ&カフェバレーナで、
私が主宰する美人化計画との共催で行いました。
山本先生は循環器内科が元々のご専門ですが、
疼痛内科医をもされていて、
更に、産後うつ予測アプリや心不全予測アプリの開発、
アンチエイジングクリニックの開設など、幅広い医療分野で活躍されています。
セミナーでは、まずハイドロ筋膜リリース注射の概要が紹介されました。
生理食塩水と局所麻酔剤を混ぜた薬液をエコーで見ながら注射し、
筋膜の癒着を剥がすことで肩こりや腰痛を改善するものです。
効果は1ヶ月から1ヶ月半続き、
多くの患者さんにとって痛みの軽減が期待できます。
(もちろん、数はごくまれですが、副作用が出たり、禁忌もあります。
100%全員に効くものでもありません。念のため)
山本先生は、肩こりや腰痛の原因についても詳しく説明されました。
肩こりは、表層の僧帽筋と深層部の筋膜が癒着することで発生します。
腰痛の原因は、脊椎と筋肉の癒着が多く、これが筋肉の可動域を狭くし、
血流不全を引き起こして痛みを生じさせるとのことです。
↓四十肩で全く腕が上がらなかった方のリリース注射後↓
治療の流れについても解説がありました。
まず、カウンセリングで患者さんの症状を詳しく聞き取り、治療の適応を確認します。
その後、超音波を用いて痛みの原因となる癒着ポイントを特定し、
そこに薬液を注入していきます。
治療後は定期的に運動を行うことが大変望ましいということです。
そこで、理学療法士さんやトレーナーさんのいる施設との協業が必要になってくるとのことでした。
ハイドロ筋膜リリース注射についてさらに詳しく知りたい方、
肩こりや腰痛が気になる方はもちろんのこと、
医師と協業で開業を目指す鍼灸師さんや理学療法士さん、
医療介護施設の方も、ぜひお問い合わせください。
お問い合わせはこのホームページのお問い合わせ欄か、
もしくは美人化計画HPのお問い合わせ欄よりお願いいたします。